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投稿日:2022年08月26日

借入残高とは?自分の借入れ金額を確認するには

借入残高とは?自分の借入れ金額を確認するには

カードローンなどお金を借りるときには必ず審査が行われますが、他社からの借入残高状況に応じて審査落ちになってしまうことがあります。このような事態を招き数社に対して融資の申込みを行うと、信用情報に申込情報が登録されてしまうため注意しなければなりません。ここでは、他社からの借入れ状況の確認方法について解説していきます。

他社借入件数や金額の基準範囲

返済比率はどのくらいが適切か

消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠、これらはいずれも総量規制の対象になるものです。総量規制は、多重債務者を減らす目的で導入されたもので年収の3分の1を超える貸し付けを貸金業者に対し制限する規制になります。この総量規制では、年収の3分の1を越えなければ借入ができるなどのイメージをお持ちの人も多いかと思われますが、これは申し込みをする段階での話ではなく既に他社から借入を行っていて、その残高が年収の3分の1に近い場合には注意が必要です。
例えば、年収が600万円の人は最大で200万円までの融資を受けられる可能性がありますが、他社から既に200万円近い借金をしている借入残高そのものが同額になっている場合は申し込みをしても、消費者金融や信販会社は申し込み者の状況が上限に達しているため審査を通過させることはありません。仮に、このような状況の申し込み者に融資を行えば行政処分の対象になってしまいますし、返済能力が上限に達しているなど融資を断られるでしょう。この場合、他社からの借入金の合計額が200万円の場合でも、月々の返済や繰り上げ返済などで残高そのものが半分以下になっている、もしくは大半の返済が完了などの場合は返済能力に見合う金額で融資を受けることができます。
そのため、現在他社からからどのくらいの残高になっているのか、そして複数の会社から借入をしている場合はおまとめローンなどを利用して借入先の件数を減らすなどをしておきましょう。

借入残高の確認方法と注意点

返済比率はどのくらいが適切か

借入残高そのものが、上限に達していないのか否かはこれから新規の申し込みを行う上でとても重要な確認作業です。 既に3社から年収の3分の1に近い借金をしている場合には、返済能力の上限に達しているなどの判断材料になって来ますが、返済をしっかり行っていて借入残高が減っていれば申し込みにより新規の融資も受けられるようになります。
カードローンなどの場合は金融会社によって異なりますが、会員ページもしくはアプリを利用して調べられます。ホームページにコールセンターなどの電話番号が明記している場合は電話での確認も可能です。
他にもATMやキャッシュディスペンサーやインターネットバンキングなどで調べることもできます。また、インターネットの接続環境を持っている人であれば、どのような方法でも借入残高の確認可能です。
一方でネット環境がない場合は電話やATM、もしくはキャッシュディスペンサーなどを利用する形になります。

なお、会員ページやアプリなどを利用する方法やインターネットバンキングを利用して調べる場合には、基本的に1年365日、1日24時間いつでも確認できます。 電話の場合は、基本的に自動音声ガイダンスが多いため24時間いつでも利用することができますが、オペレーターの対応が必要な場合は営業時間内にかけるようにしましょう。

他社からの借入残高とは?借入状況の申告が求められる理由

例えば、2社からそれぞれ100万円の申込みをしている場合、借入残高は返済をして200万円がどのくらい減っているのかを示すもので、他社からの借入総額とは異なります。借金をして返済することは当然の話で、借金が半分であるのか、残りが10万円になっているのか、現状の借金そのものを意味するのが借入残高です。ちなみに、カードローンの中には利用残高、金融機関には差し引き残高や借入残高などのように取引先により呼び方が異なりますが、いずれも借金の残金を意味するものです。
なお、新規の申し込みを行うとき、他社からの借入がある人などは借入状況の申告が求められることがあります。これは借入残高の提示を求めるものであり、現在借金の残りがどのくらいあるのか審査の際に活用されます。
申し込みを行うと、個人信用情報に申し込み金額などが記録されるようになりますが、これは借金そのものの総額を把握することはできても、申し込みを行った人が現在どのくらいの借入金が残っているのかなどを把握することはできません。
仮に、借金の総額が年収の3分の1近い金額でも、毎月遅れることなく返済を続けていたり繰り上げ返済などで借金の残高がゼロに近づいているのであれば、お金を貸す側も安心して取引が可能になるなど、貸しても良い申し込み者であるのか否かを確認するために借入状況の申告が求められるのです。消費者金融などに対し、キャッシングの申し込みを行うと借入残高の申告が求められることがあります。これは総量規制が適用されるためで、他社からの借入状況を確認して審査を通過させても良いのか否かの判断材料にしているものです。

おわりに

借入残高について、どのような方法で確認するのかをまとめました。すでに消費者金融で借入れしている状況ならば、自身の借入残高がどれくらいあるのかを把握しておくようにしましょう。

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