カードローン・キャッシング コラムCOLUMN
日常生活の中では、たびたび急にまとまったお金が必要になることがあります。そのようなときに手助けとなるものが、キャッシング(カードローン)です。
しかし、お金を借りることに抵抗を覚える方は少なくないでしょう。その理由として、「利息・金利が高そう」というイメージや、キャッシングの契約時に必ず登場する「利息」「利子」「年利」「利率」など、さまざまな専門用語の意味が分からないことを挙げる方もいるかもしれません。
いくら借りたときに返済額がどのくらいになるのか、事前に分かっていればキャッシング(カードローン)を安心して利用することができます。今回は、キャッシング(カードローン)の利息・金利計算方法についてご紹介します。
まず、「利息」についてご説明します。似たような言葉に「利子」がありますが、「利息」と「利子」は基本的には同じものです。
どちらの言葉も金銭などを借りた際に、借りたことに対する対価として、借りた分の金銭に上乗せして支払う費用を意味します。
ただし、「利息」と「利子」を区別することもあります。
その場合、お金を借りた人が支払うお金を「利息」、お金を貸した人が受け取るお金を「利子」というように、借入れ側と貸出し側の呼び方の違いによって両者を区別します。
「金利」は借入額から利息・利子を算出するための割合のことです。同じような意味で「利率」という言葉を使うこともあります。
特に前置きがない場合、「金利」とは、1年当たりの金利である「年利」を指すことが多いようです。ただし、1月当たりの金利である「月利」や、1日当たりの金利である「日歩」を指している可能性もあるため、単に「金利」と書いているときには確認が必要です。
利息と金利の意味が分かれば、自分で算出することは難しくありません。借入れ希望額と利用期間を決めて、利息を計算しましょう。計算式は下のようになります。
借入額×金利÷365日(うるう年は366日)×利用日数=利息
例えば、金利(年利)18%で30万円を1ヶ月(30日間)借り入れたときの利息は、以下のとおりです。
300,000×0.18÷365×30=4,438(小数点以下は切り捨ての場合)
仮に30万円を1ヶ月で全額返済するとき、利息は4,438円であるため、総返済額は30万4,438円です。(※別途ATM手数料などが掛かることがあります。)
また、実際には30万円を1ヶ月で全額返済することは難しいため、分割払いをすることになるでしょう。分割払いのときは、その都度、借入残高に対する利息を計算する形になります。最初の返済では、上の計算式を用いますが、翌月以降の利息の計算は以下のとおりです。
(借入額-これまでの返済額※)×金利÷365日×前回の返済日からの日数=利息
※元金部分(利息を含めない)の返済額。
返済額が多くなればなるほど、翌月以降に発生する利息が減るため、余裕があるときに多めに返済することがお得にローンを利用するコツです。
キャッシング(カードローン)の利息・金利計算は難しくありません。ただし、分割で返済するときの計算はやや複雑になるため、注意が必要です。返済期間が長く、計算が面倒なときは、キャッシング(カードローン)を扱う会社の返済シミュレーションなどを利用しましょう。
ダイレクトワンのホームページには、希望金額と返済期間を定めて毎月の返済金額を算出する「返済金額シミュレーション」と、希望金額と毎月の返済金額を定めて、返済期間を算出する「返済期間シミュレーション」があります。ぜひ、ご活用ください。
ローンの返済には計画性が重要です。借入れ前に、利息を含めた最終的な総支払額を把握し、無理なく返済できる額で借り入れましょう。