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コラム(2025年9月19日)

リボ払い一括返済のメリットは?注意点とおすすめの返済方法を解説

リボ払い一括返済のメリットは?注意点とおすすめの返済方法を解説

リボ払いは毎月の返済額が一定で、支出の見通しが立てやすい一方、利息がかさんで返済が長期化しやすいリスクもあります。
既にリボ払いの返済の負担を感じている場合、一括返済によって状況を改善できる可能性があります。手元に一括返済するための資金がない場合は、「おまとめローン」の活用も選択肢のひとつです。

この記事では、リボ払いの仕組みに加え、一括返済のメリットや注意点、おまとめローンの活用法までをわかりやすく解説します。

リボ払いの基本的な仕組みとデメリット

リボ払いは毎月の返済額を一定にできる便利な支払方法ですが、仕組みをよく理解せずに使うと、思わぬ負担につながることもあります。ここでは、リボ払いの基本的な仕組みとデメリットを解説します。

リボ払いの仕組み

リボ払い(リボルビング払い)とは、クレジットカードの利用金額にかかわらず、毎月の返済額をあらかじめ設定された一定の金額に固定できる支払方法です。
例えば、月々の返済額を1万円に設定していれば、5万円の買い物をしても10万円の買い物をしても、毎月1万円ずつ支払っていくことになります。

この支払方法には、常に一定額を返済する「定額方式」と、利用残高に応じて月々の返済額が変動する「残高スライド方式」などが存在します。いずれの方式であっても、リボ払いには毎月の支出を一定にできるというメリットがあります。

リボ払いのデメリット

一方、リボ払いにはデメリットもあります。まず、年15%程度の金利がかかるため、返済額の多くが利息に充てられ、元金が減りにくいという点です。その結果、返済が長引く可能性もあります。

また、毎月の支払額が一定であるため、いくら使ってどれだけ返済が残っているのかを正確に把握しにくくなるという側面もあります。さらに、返済しながら新たにリボ払いを利用すると、残高は増え続け、現在の借入総額を見えにくくしてしまう点にも注意が必要です。
こうした仕組みを理解せずにリボ払いを使い続けると、気づかないうちに返済の負担が大きくなってしまうこともあります。

リボ払いの負担が大きい場合は一括返済の検討を

「毎月返済しているのに、なかなか元金が減らない」と感じたら、リボ払いの返済負担が大きくなっているサインかもしれません。
このような状況を改善する方法のひとつが「一括返済」です。一括返済とは、現在のリボ残高をすべてまとめて一度に返済する方法で、完済すればそれ以降の利息が発生しません。
まとまった資金は必要ですが、トータルで見ると支払総額を抑えられる可能性があり、結果的に家計の負担を軽くできる選択肢といえます。

リボ払いを一括返済するメリット

リボ払いの一括返済は、利息負担の軽減につながる有効な手段です。ここでは、そのメリットについて、あらためて解説します。

返済の長期化を防げる

リボ払いを一括返済すれば、返済が長引くのを防げます。というのも、リボ払いは毎月の支払額が一定なため、一見すると返済が進んでいるように見えても、実はその多くが利息分にあてられ、元金がなかなか減らないことがあるからです。
その結果、長期間にわたって返済が続き、完済までに時間がかかることもあります。一括返済をすれば、残高をすべて清算でき、以降の返済や利息の発生を止めることができます。返済計画を立て直すうえでも、有効な手段のひとつです。

利息の負担がなくなる

リボ払いを一括返済すると、それ以降の利息の負担をなくすことが可能です。
リボ払いは残高に応じて毎日利息が加算される仕組みで、返済期間が長くなるほど支払う利息も増えてしまいます。例えば、毎月少額だけ返済している場合、元金がなかなか減らず、その分利息が長くかかり続けることになります。
これを一括で完済すれば、今後かかる予定だった利息をまるごとカットでき、結果的に返済総額を大きく抑えられるのです。

利用可能枠が広げられる

リボ払いを一括返済すると、クレジットカードの利用可能枠が回復します。これは、リボ残高がある間は、その金額分だけカードの利用可能枠が減ってしまうためです。

例えば、カードの利用限度額が50万円で、リボ残高が30万円ある場合、残り20万円までしか新たに買い物に使えません。一括返済でリボ残高を完済すれば、30万円分の枠が復活し、再び50万円までカードを使えるようになります。急な出費への備えとしても、利用可能枠を広げておくことは安心につながるでしょう。

リボ払いを一括返済する場合の注意点

リボ払いの一括返済は返済負担を軽減する効果的な方法ですが、押さえておくべき重要なポイントもあります。ここでは、リボ払いを一括返済する場合の注意点を解説します。

預金のすべてをリボ払いの一括返済に使わない

一括返済をするにはまとまった資金が必要ですが、手持ちの預金をすべて返済に回してしまうのはリスクがあります。万が一の病気やケガ、急な出費が発生した場合、預金がないと生活が立ち行かなくなる可能性もあるでしょう。
一括返済を検討する場合は、最低限の生活費や緊急時に備えた資金が残っているかを十分確認しておく必要があります。

クレジットカード払いを控える

一括返済でリボ残高を完済した後も、カードを使い続けてしまうと、再びリボ払いを利用して返済負担が元に戻ってしまう可能性があります。
一括返済後は、できる限りクレジットカード払いを控え、使う必要がある場合には、一括払いを選択すると安心でしょう。

一括返済をせずにリボ払いの返済を早く終わらせる方法

一括返済は理想的な方法ですが、資金的な余裕がなく難しい場合もあります。ここでは、一括返済をせずにリボ払いの返済を早く終わらせる方法を紹介します。

繰上返済を活用する

経済的に余裕のある月に、定められた以上の金額を追加で支払う「繰上返済」をすれば、元金を早く減らすことができます。リボ払いの利息は利用残高に応じて発生するため、元金が減れば利息も減少し、結果的に支払総額を抑えられます。小さな積み重ねでも効果は大きいため、月々の支出を見直して追加で捻出できる金額を繰上返済に充てることも、リボ払いの返済を早く終わらせるためには有効です。

毎月の返済額を増額する

毎月の返済額そのものを見直して増額することも、リボ払いの早期完済には効果的です。リボ払いは、カード会社によっては返済額を自由に変更できる場合が多いため、返済金額を増やすことで、元金の減りが早くなり、返済期間の短縮につながります。
例えば、毎月の返済額を1万円から2万円に引き上げれば、単純計算で返済期間は半分となります。生活費に余裕が出てきた場合は、毎月の返済額を増やすのもひとつの方法です。

リボ払いの返済は「おまとめローン」を活用する方法もある

リボ払いを一括で返済したくても手元にまとまった資金がない場合、「おまとめローン」を活用する方法があります。
おまとめローンとは、複数の借入れを一本化するローンのことを指します。リボ払いに限らず、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠など、さまざまな借入れを1つのローンにまとめて借り換えることが可能です。借入れを一本化することで、返済負担や返済管理におけるメリットが期待できます。

リボ払いの返済に「おまとめローン」を活用するメリット

リボ払いの返済におまとめローンを用いるメリットとして、具体的には以下が挙げられます。

<おまとめローンを活用するメリット>
・金利を抑えられる可能性がある
・返済総額を減らせる可能性がある
・返済管理がスムーズになる

まず大きな利点となるのは、金利が下がる可能性があるという点です。リボ払いの実質年率は多くの場合15%前後と高めに設定されていますが、おまとめローンを活用するとそれより低い金利となる可能性もあるのです。条件によっては、利息を抑えて借り換えることができるため、結果として返済総額そのものを減らすことにもつながります。

次に、返済先や返済日が一本化される点も大きなメリットです。特に、複数のクレジットカードでリボ払いをしていたり、カードローンとの併用で返済が複雑になっていたりする場合は、管理が煩雑になりがちです。しかし、おまとめローンで一元化すれば、毎月1回の返済で済み、返済管理がしやすくなります。

スルガ銀行グループの消費者金融「ダイレクトワン」では、複数の借入れをひとつにまとめる「お借り換えローン」を提供しています。審査のうえで利用条件に合えば、リボ払いの残高も含めた借入れの一本化が可能です。現在リボ払いの返済負担を感じている場合は、ぜひご検討ください。

リボ払いの返済に「おまとめローン」を活用する場合の注意点

おまとめローンは、リボ払いの返済負担を軽減できる便利な方法ですが、利用には以下のような注意点があります。

<おまとめローンを活用する場合の注意点>
・すべてのリボ払いが対象になるとは限らない
・原則として追加借入れはできない
・審査に通らない可能性がある

まず、すべてのリボ払いが対象になるわけではありません。クレジットカード会社や借入内容によっては、おまとめローンの対象外とされることもあるため、事前に金融機関へ確認しておくことが大切です。

また、おまとめローンは既存の借入れを完済へ導くことを目的とした「返済専用ローン」であるため、契約後に追加の借入れができないことが一般的です。お申込みの際は、今後の資金計画をしっかり立てておく必要があります。

さらに、申込みには審査があり、借入件数が多い人や返済が遅れがちな人は審査に通らない場合もあります。信用情報や返済能力を事前に確認し、自分に合ったローンかどうかを見極めましょう。

リボ払いの返済が難しい場合の対処法

一括返済やおまとめローンなど、リボ払いの負担を軽減させる方法はいくつかありますが、それらが難しい場合は、一人で抱え込まず、早めに対処することが大切です。

まずはカード会社の返済相談窓口に連絡し、返済リスケジュールを相談しましょう。あわせて、日本クレジットカウンセリング協会や法テラス(日本司法支援センター)などの公的機関への相談も有効です。
それでも返済が困難な場合は、法的な債務整理も選択肢となります。

大切なのは、返済が難しくなった時点で、放置せずに早めに動くことです。専門家のアドバイスを受けながら、現状を正しく把握し、無理のない解決策を検討しましょう。

リボ払いの返済負担を減らすには、おまとめローンの検討を

リボ払いは支出管理がしやすい一方で、利息負担が大きくなりやすく、返済が長引く可能性があります。返済残高が膨らんでいる場合は、一括返済を検討してみるのがおすすめです。
手元にまとまった資金がない場合は、「おまとめローン」の活用も有効です。金利を抑えて借り換えることができれば、返済総額を減らすことができ、返済管理もスムーズになる可能性があります。

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