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コラム(2016年05月02日)

クレジットカード決済の仕組みについて

クレジットカード決済の仕組み

今や、私たちの生活に欠かすことができない存在ともいうべき「クレジットカード」。特にネットショッピングの支払時に用いられることが多いため、ネットショッピングはクレジットカードによって大きく進化を遂げたといっても過言ではありません。
しかし、中には「お金の動き方が直接見えないので、現金の方が安心できる」と、未だにクレジットカードを利用したことがない方もいるでしょう。
そこで今回は、そのような方のためにクレジットカード決済の仕組みについてご紹介します。

クレジットカードの仕組み

クレジットカード発行

クレジットカード会社は、審査を通過した利用者にクレジットカードを発行します。
利用者は、クレジットカード加盟店でクレジットカードを提示することにより、商品やサービスの購入が可能になります。
この時点で利用者は商品やサービスを手に入れられますが、現金のやりとりは発生しません。

クレジットカード会社は利用者の購入代金を立替えて、加盟店に支払います。その際、クレジットカード会社は数%の加盟店手数料を差引くため、手数料分を差引いた売上げが加盟店に支払われることになります。この手数料が、実質的にクレジットカード会社の利益となります。そして定められた日、クレジットカード発行時に利用者が指定した口座から、購入代金が引落とされます。
クレジットは「信用」という意味合いを持っています。つまり、クレジットカードの仕組みとは、クレジットカード会社が信用のもと、利用者の利用した代金を立替えることです。

クレジットカードのメリット

クレジットカードのメリット

クレジットカードのメリットはたくさんありますが、最も大きなメリットは「現金を持ち歩く必要がないこと」でしょう。
たとえば、ショッピング中に欲しいものを見つけたとき、クレジットカードがあれば手持ちの現金がいくらあるかチェックすることなく、スムーズに品物を購入することができます。
しかし、手持ちの現金が足りず、クレジットカードも持っていなければ、まず現金を調達することが必要でしょう。
このように、手間がかからずスムーズなショッピングができることが、クレジットカードの醍醐味であるといえるでしょう。

自動引落としシステムを利用することができる点も、クレジットカードの便利な特徴です。光熱費や携帯電話料金など、毎月の固定費をクレジットカード決済に設定することにより、わざわざコンビニや銀行に出向いてその都度支払う手間が省けます。
また、クレジットカード決済の場合、支払方式を選ぶことが可能です。「一括払い」「分割払い」「リボ払い」など、希望するタイミングや金額に合わせて支払うことができます。支払方法を工夫することにより、現金では手が出ない高額商品やサービスを手に入れられるのは、大きな利点です。

さらに、利用金額に応じてポイントが貯まり、貯めたポイントを買い物などに利用することができるクレジットカードもあります。
ポイント還元率の高いクレジットカードを持っている場合、日用品をはじめとするほとんどの支払いを、一貫してクレジットカード払いにしているという方も多いことでしょう。

キャッシング機能が付与できる

多くのクレジットカードは、最初から、あるいは別途申込み・審査することによってキャッシング機能を付与することができます。
普段の買い物のときは、クレジットカードのショッピング枠で事足りるとは思いますが、急きょ現金が必要になる場合があるかもしれません。そのようなときも、クレジットカードにキャッシング機能があれば安心でしょう。
キャッシング機能が付いているクレジットカードを利用して、銀行やコンビニのATMでキャッシングすることが可能です。返済は、ショッピング枠と同様に一括払いやリボ払いが選択可能で、自動引落としシステムを利用することもできます。

おわりに

クレジットカードはスムーズにショッピングをするための必須アイテムといえます。1枚でも持っていれば、生活が大変便利になるでしょう。
いっぽうで、リボ払い等を利用すると、現金では手が出ない高額商品を購入できるため、自らの支払能力を超えて使いすぎることがないよう、計画的に利用することが大切です。

なお、クレジットカードに付いているキャッシングの中には、借入直後には返済できず、一定期間の金利が必ず掛かるキャッシングもあるため、ご利用にあたっては注意が必要です。

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