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コラム(2016年05月10日)

カードローンの利用は住宅ローンの借入審査に影響するの?

住宅ローンの審査とカードローン

住宅ローンの利用には審査があり、借入れする人の年収や勤務年数の他、他の借入れの申込履歴や契約件数、利用状況などが確認されます。そのため、「カードローンを利用していると、住宅ローンに影響するのでは?」と思われることがあります。

そこで本記事では、借入れの中でもカードローンの利用や返済状況が住宅ローンの借入審査に及ぼす影響についてご紹介します。カードローンを利用中または過去にカードローンを利用したことがあり、住宅ローンの申込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

カードローンの場合とは違う!?住宅ローンの借入れで利用される「返済比率」とは

ポイントは返済比率

カードローンが住宅ローンの審査にどのような影響を及ぼすのかを知る前に、まずカードローンと住宅ローンの審査基準を確認しておきましょう。

基本的にローンの審査基準は非公開とされていますが、一般的には「本人の属性」「他社からの借入」「信用情報」の3つを確認されます。審査で確認される基本的事項はカードローンであっても住宅ローンであっても変わりません。

住宅ローンの審査では「返済比率」も重要なポイントの1つと言われています。返済比率とは年収に対するローン返済額の割合をいい、返済比率が高すぎる場合は、住宅ローンを契約できない可能性が高まるので注意が必要です。

キャッシング(カードローン)の審査基準と属性とは

住宅ローンはカードローンの借入れも含めた「年間合計返済額」から考える

返済比率を求めるためには、カードローンの借入金額を含めた「年間合計返済額」を確認する必要があります。なお、返済比率は下記の計算式で求められます。

返済比率 = お借入れの年間合計返済額 ÷ 額面年収 × 100

つまり、カードローンを利用している場合は年間合計返済額が多くなり、返済比率も高くなるということです。一般的に無理なく返済していくための返済比率は年収額によって異なりますが、おおむね35%以内が望ましいといわれています。

住宅ローンの借入審査に影響する?カードローンの利用歴がある場合について

過去のカードローン利用の影響

現在はカードローンを利用していないものの、過去に利用したことがある方も多いかもしれません。その場合は、過去の返済状況に応じて住宅ローンの借入審査に及ぼす影響が変わってきます。

カードローン利用時に延滞することなくきちんと返済していたのであれば、基本的に住宅ローンの審査に影響が及ぶことはありません。むしろローン契約をしたことがない人よりも、返済能力があり信頼できると判断されることもあります。

一方で、カードローン利用時に延滞した経験がある場合は、注意が必要です。過去の返済状況は信用情報機関で確認できるため、住宅ローンの借入れ査において不利になる可能性があります。

住宅ローンの申込みをするなら、カードローンは完済するか借入残高を減らしておく

住宅ローンの審査では、年収や勤務年数といった本人の属性のほか、返済比率やカードローンの利用履歴、契約件数などを確認されます。カードローンの利用は住宅ローンの借入審査に少なからず影響するので、住宅ローンの申込みを検討している方にはカードローンの完済、もしくはできる限り残高を減らしておくことをおすすめします。

また、現在カードローンを利用している場合は、返済が遅れないようにきちんと支払うことが大切です。延滞履歴は住宅ローンに限らず、その他のローンやクレジットカードなどの審査に影響する場合もあるので注意しましょう。

まとめ

カードローンの利用履歴は、住宅ローンの借入審査に少なからず影響を及ぼしますが、延滞なくきちんと返済している場合は問題ないでしょう。しかし、カードローンの返済が遅れないように毎月の収支から無理なく返済することが重要です。

もし住宅ローンの契約に不安があるなら、多くの金融機関が実施している住宅ローンの事前診断を行うのがおすすめです。事前診断では「住宅ローンを組めるのか」「住宅ローンをいくらまで利用できるか」などを確認できるので、安心して住宅ローンを申込むことができるでしょう。

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